11:分野―文芸(オピニオン)

北関東競馬の消滅は「既定路線」

競馬タイムズで連載されている宇田川淳氏のコラム「競馬場廃止考」の第17回で、ここのところ存廃論議に揺れている北関東の公営宇都宮競馬、高崎競馬の問題に触れ、これはあくまで「既定路線」として解説している。 宇田川氏の解説によると、宇都宮競馬につい…

日本経済新聞、コラム「敗者の作法を巡って コスモバルクのダービー」を掲載

野元賢一・運動部記者による執筆。「グッドルーザー(良き敗者)」という言葉を手がかりに、1995年の「交流元年」以来の地方競馬関係者のJRA挑戦を回顧しつつ、コスモバルクの日本ダービー(GI)挑戦を、「外厩制」の孕む問題を中心に検証している。 まず、「チー…

吉田照哉・社台ファーム代表、コラム「(地)クラブ馬登場の背景」を掲載

【社台グループ「Thoroughbred」】 吉田照哉・社台ファーム代表が、○地のクラブ法人所属馬が登場した背景について解説している。 これは、この春の一連の制度改正によって可能になったもので、具体的には〓クラブ所属馬が未勝利または未出走でJRA登録を抹消…

日本経済新聞が専門記者コラム「迷走するパート1入り」を掲載

【日本経済新聞】 野元賢一・運動部記者による執筆。競馬法改正問題と絡み、1999年策定の「国際化第二次五カ年計画」満了を受けての、今後の外国馬への開放と「パート1」国入り問題の関係について解説している。 野元氏によれば、今回「パート1」国入りに関する議…

吉田照哉・社台ファーム代表、コラム「クラシック出走権、中央・地方所属馬を公平に」を掲載

【社台グループ「Thoroughbred」】 吉田照哉・社台ファーム代表が、コスモバルクのJRA3歳クラシック路線挑戦を素材に、クラシック出走における地方所属馬の出走権問題についての現状を批判しています。 (皐月賞のレース前であることを前提に)コスモバルクが…

日本経済新聞、コラム「ねじれたホームとアウェイ コスモバルクの挑戦の行方」を掲載

【日本経済新聞】 野元賢一・運動部記者による執筆。欧州サッカーにおける「ホーム」を「アウェイ」の関係を足がかりに、コスモバルクの日本ダービー挑戦(GI)を取り巻く状況を分析している。 道営ホッカイドウ競馬所属のコスモバルクによる日本ダービー参…

競馬ブックが5月17日付でコラム「救護体制・2」を掲載

【競馬ブック】 村上和巳・競馬ブック編集局員による執筆。4月19日付で掲載された「救護体制」に続き、現行のJRAにおける事故の際の騎手の救護体制について解説している。なお、同様の論述が「週刊競馬ブック」の「一筆啓上」のコーナーでもなされている。 村…

日本経済新聞、コラム「退屈な198秒の後で」を掲載

【日本経済新聞】 野元賢一・運動部記者による執筆。イングランディーレが逃げ切った天皇賞・春(GI)について、「まれに見る凡戦」としてレースを批判的に振り返っている。 まず指摘しているのは、「2000年産世代のレベルに対する疑問」で、昨年のジャパンカ…

JRA月刊誌『優駿』2004年5月号のレビュー(4月24日発売開始)

特集記事は「2歳馬情報」。PART1「牧場別期待馬紹介」では、千歳市・社台ファーム、早来町・ノーザンファーム、静内町・ビッグレッドファーム、門別町・ファンタストクラブ、鳥取県・大山ヒルズで育成中の2歳馬55頭を紹介。また、近年GI優勝馬を出した主な…

日本経済新聞、コラム「底流にあるものは何か? 春闘、皐月賞…」を掲載

【日本経済新聞】 野元賢一・運動部記者による執筆。道営ホッカイドウ競馬の「外厩制」一期生として参戦したコスモバルクが2着に入った皐月賞(GI)と、5年ぶりに開催ストの可能性が取り沙汰された厩務員春闘を題材に、筆者のかねてからの主張である、競馬界の閉…

吉田照哉・社台ファーム代表、コラム「「我が国の競馬のあり方―」の最終報告書を読んで」を掲載

【社台グループ「Thoroughbred」】 吉田照哉・社台ファーム代表が、農水相の諮問機関「我が国の競馬のあり方に係る有識者懇談会」の最終報告書を読んでの感想を述べています。 まず、ストレートな感想として「全体として釈然としない印象のほうが強く残った…

岡田繁幸・ビッグレッドファーム総帥、コラム「ビッグレッド流に関心が」を掲載

【ラフィアンターフマンクラブ】 ラフィアンターフマンクラブ会員向け月刊誌『Enjoy Ruffian』2004年2月号巻頭言より。 「要因を考えるに、私がダートタイプの馬を少し解ってきたこと、また自家生産馬がよく走ってくれているのは配合が狙いどおりだったなど…

日本経済新聞、コラム「検証・競馬法改正(3) 目玉は"現状追認"」

【日本経済新聞】 野元賢一・運動部記者による執筆。競馬法改正案について検証するシリーズの第3回では、地方競馬問題以外に関する改正内容について取り上げている。 「重勝式馬券の復活と、学生・生徒に対する馬券購入制限の見直しが盛り込まれた。いずれも…

日本経済新聞、コラム「検証・競馬法改正(2) 具体性欠く地方競馬対策」を掲載

【日本経済新聞】 野元賢一・運動部記者による執筆。前回に引き続き、競馬法改正案の話題を取り扱う。地方競馬の「地域ブロック化」と「民間委託」についての評価を解説している。 ひとつ面白いのは、岩手県&九州競馬連合構想が取り上げられている点だ。地…

競馬ブック、3月15日付でコラム「インタビュー」を掲載

【競馬ブック】 村上和巳・競馬ブック編集局員による執筆。 レース後の騎手のインタビューをめぐるドタバタを解説した上で、インタビューをとることに難しさを力説。その上で、「取材者に必要なことはなにかというと、まずはきちんとした競馬観と冷静な対応…

日本経済新聞、コラム「検証・競馬法改正(1) 迷走2年の果てに」を掲載

【日本経済新聞】 野元賢一・運動部記者による執筆。3月5日に閣議決定された競馬法改正案がまとまるまでの内幕を赤裸々に暴露している。野元氏の「極めて不十分な『敗戦処理』の枠組みをつくったというのが実態」という言い回しに注目だ。 「1991年以来、13…

吉田照哉・社台ファーム代表、コラム「求められるもう一つの意識改革」を掲載

【社台グループ「Thoroughbred」】 吉田照哉・社台ファーム代表が、中央競馬の6年連続の減収の要因について、「あるいはこれも遠因のひとつになっているのではないかと、気になっていること」として、最近の騎手、とりわけ中央所属の騎手の言動に苦言を呈し…

競馬ブック、2月23日付でコラム「ペナルティー」を掲載

【競馬ブック】 村上和巳・競馬ブック編集局員による執筆。 困窮生活を続けて、雑食生活でなんとか生き延びてきた時代を通ってきて、好き嫌いがほとんどなく何でも食べた村上氏が、馬肉だけは一生口に入れまいと決めたときのエピソードを紹介。 そういえばテ…