岡田繁幸・ビッグレッドファーム総帥、コラム「ビッグレッド流に関心が」を掲載

 【ラフィアンターフマンクラブ】 ラフィアンターフマンクラブ会員向け月刊誌『Enjoy Ruffian』2004年2月号巻頭言より。

 「要因を考えるに、私がダートタイプの馬を少し解ってきたこと、また自家生産馬がよく走ってくれているのは配合が狙いどおりだったなど、いくつかありますが、なにより大きいのは、必要かつ充分な広い土地を求めてきて、いまようやく、昼夜放牧を全頭に行えるようになったことだと思っています。」と自己分析。

 「それにつけても、毎年のように驚かされるのが、募集の際にあまり人気にならず、残口がいくつもあった馬たちの活躍ぶりです」と毎年のお約束にも言及した上で、「残りものに福があるのかも知れません。馬の選別はなかなか、私にしても困難なことであり、会員の皆さんにとってはなおのこと至難の業でしょう」と見立てをし、「私の場合は、セリや牧場で即断して買い付けなければならず、いったん買うと口にしたらキャンセルはできません。まずカタログをためつすがめつし、実馬に乗ってのスタッフ情報も参考に、じっくり検討して応募なさる皆さんを、羨ましいと思うときさえあります」とエクスキューズしているが、これもご愛嬌のうちか。