競馬ブック、3月15日付でコラム「インタビュー」を掲載

 【競馬ブック】 村上和巳・競馬ブック編集局員による執筆。

 レース後の騎手のインタビューをめぐるドタバタを解説した上で、インタビューをとることに難しさを力説。その上で、「取材者に必要なことはなにかというと、まずはきちんとした競馬観と冷静な対応。それぞれの馬がどんなレースをしたかを頭に入れ、跨っていた騎手がどんな心境なのかを考慮しつつ手短に質問をしなくてはいけない。」と、インタビューをする記者の心構えを説いている。

 騎手のインタビューといえば、先日も吉田照哉氏がこんなことを語っている。村上氏も指摘されるように、「人間たちの想いに対して、サラブレッドの代弁者として騎手たちには説明責任がある」一方、いいインタビューには「取材する側のレベルアップも必要不可欠な条件」なのも確かです。騎手と記者がお互いにいい意味で緊張感を持ち、切磋琢磨していくことを期待しています。