3月11日の第3回アラブスプリング賞-名古屋は、キジョージャンボが優勝

 【NAR地方競馬全国協会】  [アラブ:名古屋・ダート・1600m:ハンデ・曇・良]

 11連勝中の上がり馬キジョージャンボ(牡4歳)[丸野勝虎騎手、井上正厩舎(名古屋)]が、単勝元返しの圧倒的1番人気に応えて優勝した。勝ちタイムは1:43:1。

 昨秋、かみのやま競馬の休止に伴って名古屋に移籍してきた、楠賞兵庫アラブ優駿2着馬のミルフィーユマリモが1 1/2の2着。ここ3走キジョージャンボの2着していたブラウンダンディは、さらにアタマ差遅れての3着。

 勝ったキジョージャンボは、父パークリージェント、母キジョーオダイ(母父フロルア)の血統。2歳の11月にデビューし、6戦目で初勝利。昨春はアラブダービー5着がある程度で、それほど目立つ存在ではなかったが、夏以降一気に本格化。10月の帝冠賞で重賞初制覇を果たすと、その後も連勝を続け、シルバー争覇、名古屋杯も制覇。前走まで11連勝を続けていた。まだ未対戦のマリンレオを除けば、名古屋では敵なしの状況で、今後はマリンレオとの対決が楽しみとなる。