[佐賀]第15回九州ジュニアチャンピオン(D重賞・KG1)|優勝:カンモンカイキョウ|父:パークリージェント|生産:三石町・松田雅俊牧場

 九州競馬のサラブレッド2歳チャンピオン決定戦、九州ジュニアチャンピオンは、単勝1.7倍と断然の一番人気に推されたカンモンカイキョウ(牡2歳)[鮫島克也騎手、大垣敏夫厩舎(佐賀)]が、後方追走から勝負所で一気に捲り、直線の競り合いを制して優勝した。勝ちタイムは1:58:6。

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 5番人気の伏兵タマノダイキが、中団から勝負所で進出して2着。3番人気の父ディアブロ産駒ゴールドザランが、2番手追走から早めに先頭に立って3着に粘りこんだ。

 以下、デビュー戦から3連続2着のガンバルマイニングが、後方追走から勝負所で追い上げて4着。2番人気に推された父サンキリコ産駒のミラクルフォースは、中団追走も直線伸びきれず5着に終わった。

 勝ったカンモンカイキョウは、父が地方競馬のリーディングの常連のパークリージェント、母がサツキロマン(母父ネヴァーダンス)という血統構成。2001年の南国桜花賞勝ち馬サウンドマスターを輩出している北海道・三石町の松田雅俊氏の生産で、馬主は原寛徳氏。8月に佐賀でデビューし、2戦目に2着に3.2秒をつける大差で初勝利。その後、条件戦を2着、1着してここに臨んでいた。