[川崎]第4回ローレル賞(南関東G3)|優勝:スコーピオンリジイ|父:アジュディケーティング|生産:三石町・原口牧場

 川崎競馬場で行われた、東京2歳優駿牝馬のトライアル、ローレル賞は、単勝5番人気のスコーピオンリジイ(牝2歳)[今野忠成騎手、八木仁厩舎(川崎)]が、中団追走から勝負所で徐々に進出し、直線の競り合いを制して優勝した。勝ちタイムは1:43:3。2着に2番人気のシンデレラジョウ、3着に6番人気のヒカリトリアネー。一番人気に推されたウツミキャサリンは8着に沈み、三連単は30,940円の波乱となった。

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 レースは、父ヒカリバオー産駒のヒカリトリアネーがハナを切ってレースを引っ張る展開。スコーピオンリジイは、道中中団から徐々に押し上げていき、直線の競り合いをアタマ差制した。

 2番人気のシンデレラジョウが同じく中団から追い上げて2着。逃げたヒカリトリアネーが3着に粘った。

 以下、北海道からの転入緒戦を3着してここに臨んだビービーシグナスは、好位追走も直線伸びきれずに5着。盛岡のジュニアグランプリ2着馬で、今回が盛岡からの転入緒戦となったウツミキャサリンは、一番人気に推され、好位追走から勝負所で追い上げたものの直線息切れして8着に終わった。

 勝ったスコーピオンリジイは、父アジュディケーティング、母ルイボスジョオー(母父クリミナルタイプ)という血統構成。北海道・三石町の原口牧場の生産で、馬主は(株)リガメェントワールド。7月に川崎でデビューし、3戦目で初勝利。続くローレル賞のステップレースのなでしこ賞は10着と大敗したが、続くカトレア特別を快勝してここに臨んでいた。