荒尾競馬で現役復帰のダンツフレーム、能力検査に出走

 公営荒尾競馬で現役復帰を目指している2002年の宝塚記念(GI)勝ち馬ダンツフレーム(牡6歳)[宇都宮徳一厩舎(荒尾)]が、9月27日に行われた能力検査に出走した。

 ダンツフレームは、スタートからレースを引っ張り、ダート1400mを持ったままで1.31.5で走破した。なお、同じ能力検査には、今年に入ってJRAから荒尾に移籍し、4連勝の後休養に入っていた1999年の愛知杯(GIII)勝ち馬バンブーマリアッチも出走。こちらは1.32.5で走破した。

 ダンツフレームの能力検査出走時の馬体重は505kgと発表されており、これは2003年の新潟大賞典(GIII)を制したときの506kgとほぼ同じ。少なくとも馬体重からは出走可能な状態にまで仕上がっているようだ。あとは脚元とレース勘の問題ということになるが、なんとかいい状態でレースに臨んでもらいたいものである。【荒尾競馬公式】