[園田]第7回園田プリンセスカップ|優勝:ティーサー|父:タイキブリザード|生産:門別町・インターナショナル牧場

 9月28日に園田で行われた2歳牝馬による重賞、園田プリンセスカップは、単勝3番人気のティーサー(牝2歳)[板野央騎手、野田忍厩舎(兵庫)]が、スタートからハナに立ち、そのままアッサリと逃げ切った。勝ちタイムは1:30:4。

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 愛知でデビュー2連勝を飾り勇躍遠征してきた父タイキシャーロック産駒のゴールドハートランは、道中2番手を追走も勝ち馬には追いすがれず3 1/2馬身差の2着。一番人気に推されたレッドクレオパトラは、好位追走も直線伸びず3着まで。父マイネルラヴ産駒のシーキングザリーフが後方から差を詰めて4着。岩田康誠騎手が騎乗した父アブクマポーロ産駒のオトチョウが中団から流れ込んでの5着となった。

 勝ったティーサーは、父が現役時代に1997年の安田記念(GI)を制し、種牡馬としては2001年の札幌2歳S(GIII)を制し、同年の朝日杯フューチュリティS(GI)を2着したヤマノブリザードを輩出しているタイキブリザード、母がJRA3勝のキョウエイカナ(母父ヘクタープロテクター)という血統構成。祖母は1984年の朝日チャレンジカップ(GIII)2着のシャダイチャッターで、近親に2000年の京都新聞杯(GIII)2着のマルカミラーがいる。北海道・門別町のインターナショナル牧場の生産で、馬主は関守氏。6月の園田開催でデビューし、2戦目で初勝利。続く条件戦を2着してここに臨んでいた。(文責:ま)