[金沢]第13回北日本新聞杯|優勝:シャインカイザー|父:グランドオペラ|生産:門別町・中山巌牧場

 5月22日に行われた金沢競馬の3歳重賞、北日本新聞杯は、単勝5番人気のシャインカイザー(牡3歳)[徳留康豊騎手、鈴木正也厩舎(金沢)]が、スタートからハナを切り、そのまま逃げ切って優勝した。勝ちタイムは1:51:9。

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 2番人気のキクノサンデーが1/2馬身差の2着。昨年の高崎の二歳優駿3着馬で、ここは一番人気に推された父ダンツシアトル産駒キザキノシアトルは、中団追走も直線伸びきれずに3着まで。3番人気に推された父オフサイドとラップ産駒チャンスザチャンスは、好位追走も直線伸びず6着。昨年のサラブレッドヤングチャンピオンを制した父ヘクタープロテクター産駒のメジャービクトリーは、中団追走も直線一杯となり7着。昨年のサラブレッドヤングチャンピオンを3着した父シルクジャスティス産駒アトミックエージは、後方儘の9着。昨年のサラブレッドフレッシュカップを制した父マジックマイルズ産駒のコーワクイーンは、中団追走も早々に一杯となりブービーの11着に沈んだ。

 勝ったシャインカイザーは、父が1999年のフェブラリーS(GI)を制した岩手の英雄メイセイオペラを輩出した名種牡馬グランドオペラ、母がサファイヤジョオー(母父ベリファ)という血統構成。アラブの名馬スイグンを輩出している北海道・門別町の中山巌氏の生産で、馬主は田中雪男氏。昨年の7月に金沢でデビューし、2戦続けて2着したものの、その後調子を崩して結局6連敗。しかし、一息入れて立て直され、この春に復帰すると、復帰戦で初勝利を挙げるなどここ3戦で2勝2着1回と調子を上げてここに臨んでいた。