[園田]第6回園田ダービー|優勝:グレートステージ|父:スキャン|生産:浦河町・笹島政信牧場

 4月13日に行われた園田競馬の3歳チャンピオン決定戦、園田ダービーは、単勝1.3倍と圧倒的な一番人気に推されたグレートステージ(牡3歳)[岩田康誠騎手、曾和直榮厩舎(兵庫)]が、好位追走から勝負所で早くも先頭に立ち、そのまま押し切って優勝した。勝ちタイムは2:01:7。

 【Keiba.co.jp地方競馬総合サイト】 [3歳限定:園田・ダート1870m:馬齢・曇・重]

 デビュー以来6戦3勝2着2回3着1回と堅実な父プレミアムサンダー産駒ケンエンペラーが、後方追走から勝負所で追い上げて3 1/2馬身差の2着。田中学騎手騎乗の5番人気ハートランドロバリも、後方追走から勝負所で進出したものの、直線の競り合いに敗れさらにクビ差の3着。

 勝ったグレートステージは、父がダートで堅実に活躍馬を輩出しているスキャン、母が1992年の小倉3歳S(GIII)4着馬セキサンシラオキ(母父マルゼンスキー)という血統構成で、半姉にJRA1勝のセキサンジョオウ(父サクラバクシンオー)、半兄にJRA3勝のセキサンデインヒル(父デインヒル)がいる。東京新聞杯(GIII)2着馬キネティクスらを輩出している、北海道・浦河町の笹島政信氏の生産で、馬主はノースヒルズマネジメント代表の前田晋二氏。昨年6月の園田開催でデビュー勝ちし、暮れの園田ジュニアカップで3着と好走。今期は緒戦から3連勝でここに臨んでいた。