[笠松]第28回スプリング争覇|優勝:ニッタレヴュー|父:パークリージェント|生産:新冠町・斉藤安行牧場

 4月6日に行われた笠松競馬の重賞、スプリング争覇は、2番人気のニッタレヴュー(牡7歳)[丸野勝虎騎手、原口次夫厩舎(名古屋)]が、好位追走から直線の叩き合いを制して優勝した。勝ちタイムは2:03:5。勝ったニッタレヴューは、7歳68戦目にして重賞初制覇。

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 昨年9勝を挙げて一気に下級条件から上ってきた上がり馬のミステクノは、単勝1.1倍と圧倒的な一番人気に推され、スタートから逃げたものの直線粘りきれず1/2馬身差の2着。6番人気の伏兵バンドオンザランがさらに4馬身差離されての3着に入った。

 勝ったニッタレヴューは、父が地方競馬のリーディング上位の常連のパークリージェント、母がベルリンガス(母父ラシアンボンド)という血統構成。北海道・新冠町の斉藤安行氏の生産で、馬主は齋藤喜重氏。3歳の5月に、高崎の法理勝弘厩舎でデビューし、デビューから3連勝。高崎で11戦4勝の成績を挙げて4歳時からは大井の赤嶺本浩厩舎に移籍。南関東では、途中浦和の阿部秀一厩舎への移籍も挟みつつ、条件戦で29戦9勝の成績を挙げ、昨年から名古屋の原口次夫厩舎に移籍。転入2戦目で勝利を挙げたものの、その後はオープンクラスが相手ということもあってやや苦戦が続いていたが、今期はここまで6戦して1勝ながら2着3回と堅実な成績を収めていた。