[笠松]第31回新緑賞|優勝:ミラージェネス|父:ジェネラス|生産:鵡川町・貞広賢治牧場

 4月3日に笠松競馬場で行われた3歳重賞の新緑賞は、単勝1.3倍と圧倒的な一番人気に推されたミラージェネス(牝3歳)[土田龍也騎手、柳江仁厩舎(笠松)]が、スタートからハナを切り、後続に6馬身差をつけて楽々と逃げ切った。勝ちタイムは1:43:7。

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 2着には8番人気の伏兵オグリサンライズが入り、前走スプリングカップ3着で2番人気に推された父エアジハード産駒のチャコティーが、中団追走から差を詰めて3着。昨年のライデンリーダー記念3着の父ヤマニンゼファー産駒アフェクションは、好位追走も直線伸びきれずに4着に終わった。

 勝ったミラージェネスは、父が1991年の英・ダービー(英GI)、愛・ダービー(愛GI)、キング・ジョージ(英GI)を制した名馬ジェネラス、母がキタサンミラー(母父ストラダビンスキー)という血統構成。北海道・鵡川町の貞広賢治氏の生産で、馬主は加藤鈴幸氏。昨年の4月に道営ホッカイドウ競馬の米川伸也厩舎からデビューし、4戦目で初勝利。その後、道営で6戦1勝の成績を残して笠松柳江仁厩舎に移籍し、移籍後2連勝でジュニアクラウンを制覇。続くゴールドジュニア2着を挟んで臨んだ園田ジュニアグランプリ(統一GIII)では相手が強く9着と大敗したが、暮れのライデンリーダー記念で重賞2勝目を挙げた。今期は緒戦の園田クイーンセレクションを制したが、前走は若草賞でクインオブクインの2着に敗れていた。