[中央]第49回産経大阪杯(GII)|優勝:サンライズペガサス|父:サンデーサイレンス|生産:門別町・ヤナガワ牧場

 4月3日、阪神競馬場で行われた大阪杯(GII)は、一番人気に推されたサンライズペガサス(牡7歳)[幸英明石坂正厩舎(栗東)]が、中団追走から直線半ばで抜け出して優勝した。勝ちタイムは1:59.0。

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 道中最後方待機から直線大外に持ち出した4番人気のハーツクライが、1 1/4馬身差の2着。さらに1 1/4馬身差の3着に、逃げた6番人気のサイレントディールが入った。

 2番人気のアドマイヤグルーヴは、後方待機から差を詰めたものの4着まで。3番人気に推された中京記念(GIII)勝ち馬メガスターダムは5着、5番人気に推された昨年のフェブラリーS(GI)勝ち馬アドマイヤドンは6着に敗れた。

 勝ったサンライズペガサスは、父サンデーサイレンス、母ヒガシブライアン(母父ブライアンズタイム)という血統構成。北海道・門別町ヤナガワ牧場の生産で、馬主は「サンライズ」の冠号などでおなじみの松岡隆雄氏。2002年のこのレースで重賞初制覇を飾り、同年の天皇賞・秋(GI)で3着するも、その後右前浅屈腱炎を発症。翌年のの天皇賞・秋で復帰するも、再び脚部不安を発症し休養入り。今年2月の京都記念(GII)で復帰すると、前走の中京記念で2着に入り、調子を上げてきていた。