[中央]第53回阪神大賞典(GII)|優勝:マイソールサウンド|父:タマモクロス|生産:門別町・長田ファーム

 3月20日阪神競馬場で行われた天皇賞・春(GI)の前哨戦阪神大賞典(GII)は、6番人気の伏兵マイソールサウンド(牡6歳)[本田優騎手、西浦勝一厩舎(栗東)]が、好位追走から直線入り口で先頭に立つと、そのまま粘りこんで優勝した。勝ちタイムは3:06.2。

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 一番人気に推されたアイポッパーは、中団追走から追い込んだもののクビ差の2着。3番人気のリンカーンは好位追走から手応え良く進出したものの、直線伸びきれずに3着まで。2番人気に推された日経新春杯(GII)勝ち馬サクラセンチュリーは、後方追走から直線追い込んだものの、スローペースで前が止まらず4着に敗れた。

 勝ったマイソールサウンドは、父タマモクロス、母チアズスミレ(母父サンデーサイレンス)という血統構成。北海道・門別町の長田ファームの生産で、馬主は佐野清氏。今回は昨年のマイラーズC(GII)以来、約11ヶ月ぶりの勝利で、通算では重賞5勝目。