[中央]第23回中山牝馬S(GIIl)|優勝:ウイングレット|父:タイキシャトル|生産:千歳市・社台ファーム

 3月12日、中山競馬場で行われた中山牝馬S(GIII)は、単勝一番人気ウイングレット(牝4歳)[田中勝春騎手、宗像義忠厩舎(美浦)]が、道中2番手追走から坂下で抜け出して優勝した。勝ちタイムは1:49.7。中団待機から外目を進出した9番人気の伏兵メイショウオスカルがクビ差の2着。さらに1/2馬身差の3着には10番人気のチアフルスマイルが入り、2番人気、3番人気に推されたレクレドールヘヴンリーロマンスはそれぞれ8着、10着と大敗。三連単は106,730円の高配当となった。

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 勝ったウイングレットは、父タイキシャトル、母エアウイングス(母父サンデーサイレンス)という血統構成で、北海道・千歳市社台ファームの自家生産馬。デビュー3戦目の一昨年の新潟2歳S(GIII)で3着に入ったものの、骨折が判明し長期休養入り。昨年は復帰戦となったスイートピーS(OP)を快勝し、秋は秋華賞(GI)で3着と好走。今期は京都牝馬S(GIII)を2着してここに臨んでいた。