[福山]第35回ヤングチャンピオン|優勝:ユノフォーティーン|父:カヅミネオン|生産:門別町・浦新徳司牧場

 福山競馬のアラブ2歳重賞、ヤングチャンピオンは、単勝一番人気に推されたユノフォーティーン(牡2歳)[渡辺博文騎手、番園一男厩舎(福山)]が、道中2番手追走から直線抜け出して優勝した。勝ちタイムは1:49:5。

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 レースは、伏兵のアバレピンクがハイペースで引っ張る展開。人気のユノフォーティーンは2番手を追走し、勝負所で進出。4角で前を捉えるとそのまま一気に後続を突き放し、ラストは1馬身差まで差を詰められたもののそのまま押し切った。

 6番人気で並んだ牝馬キントキムスメとピアドロイがそれぞれ2着、3着に入り、2番人気に推されたホマレユキオーは、さらに2馬身差離されての4着に終わった。

 勝ったユノフォーティーンは、父が現役時代東海公営でアラブ王冠、アラブダービーなど7戦7勝の成績を残し、種牡馬としても昨年の全日本2歳アラブ優駿勝ち馬クロイチョキンバコなどの活躍馬を輩出しているカヅミネオン、母がレアクイーン(母父ファストセンプウ)という血統構成。全兄に今年の瀬戸内賞を勝ったアポロセンスイがいる良血馬。北海道・門別町の浦新徳司氏の生産で、馬主は平賀清氏。7月に福山でデビュー勝ちし、2戦目は3着に敗れたものの、その後3連勝してここに臨んでいた。