[高崎]雷電賞|優勝:ドラゴンウィン|父:シャンハイ|生産:五戸町・三浦牧場

 高崎の2歳重賞、雷電賞は、単勝一番人気のドラゴンウィン(牝2歳)[金井正幸騎手、森山英雄厩舎(高崎)]が、スタートからハナを切り、そのまま逃げ切って圧勝した。勝ちタイムは1:38:2。

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 2番人気のビエントヌボーが2番手追走から流れ込んで5馬身差の2着。前走平場戦で2勝目を挙げてここに臨んだ父ダンツシアトル産駒のキザキノシアトルが、3番手追走から流れ込んで3着となった。

 勝ったドラゴンウィンは、父が1999年のジャパンダートダービー(統一GI)勝ち馬オリオンザサンクスを筆頭にダートの活躍馬を輩出し、2002年に死亡したシャンハイ、母がリュウウィン(母父ヘイルシャム)という血統構成で、半兄に北関東ダービー2着のウインザディ(父モガンボ)がいる。1984年、85年の最優秀ダートホースに輝いたダートの名馬アンドレアモンや1986年のオークス(GI)メジロラモーヌの2着となり1987年のカブトヤマ記念(GIII)を制したユウミロクなどを輩出している青森県・五戸町の名門牧場、三浦牧場の生産で、馬主は三浦一義氏。8月に高崎でデビューし、デビュー3連勝。前走はJRAの500万下に挑戦して9着に終わっていた。