2002年の川崎記念(統一GI)勝ち馬リージェントブラフ、レックススタッドで種牡馬入り

 2002年の川崎記念(統一GI)や、2001年のダイオライト記念(統一GII)など統一重賞を3勝。2002年のジャパンカップダート(GI)でもイーグルカフェの2着健闘し、今年のドバイワールドカップ(首GI)のも挑戦したリージェントブラフが、北海道・静内町レックススタッド種牡馬となることになった。種付け料などは未定。

 リージェントブラフは、父が地方競馬のリーディング上位の常連種牡馬パークリージェント、母がサリーベル(母父グッドリー)という血統構成。半兄に1992年の帝王賞を勝ったラシアンゴールドがいる。北海道・浦河町の吉田隆氏の生産で、現役時代の馬主は大原詔宏氏。

 旧3歳の9月にデビューし、4戦目で初勝利。その後3歳時に京成杯(GIII)を使われた以降は全てダートで走り続けた生粋のダート馬。5歳時にダイオライト記念で重賞初勝利すると、帝王賞(統一GI)、東京大賞典(統一GI)を2着と好走。翌6歳時の川崎記念で待望のGI初制覇。その後も、ジャパンカップダート2着し、7歳時は古屋グランプリ(統一GII)を制するなど、長距離戦を中心にダート重賞で好走。8歳となった今期は、川崎記念3着をステップにドバイワールドカップに挑戦。帰国後、復帰に向けて調整されていたが、マーキュリーカップ(統一GIII)へ向けての調整中に屈腱炎を発症。JRAの登録を抹消し、種牡馬入りに向けて治療のために北海道で休養していた。【netkeiba.com】


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