[名古屋]第43回ゴールドウイング賞(D重賞)|優勝:キミガヨオー|父:ヤマニンゼファー|生産:伊達市・高橋農場

 名古屋競馬場で行われた東海・北陸・近畿交流の2歳重賞、ゴールドウイング賞は、単勝2番人気のキミガヨオー(牡2歳)[宇都秀樹騎手、斉藤弘光厩舎(名古屋)]が優勝した。勝ちタイムは1:44:4。

 【Keiba.co.jp地方競馬総合サイト】 [中日スポーツ杯・2歳限定・東海・北陸・近畿交流:名古屋・ダート1600m:別定・晴・良]

 前走ジュニアクラウンを勝った父ジェネラス産駒のミラージェネスは、単勝1.9倍と断然の一番人気に推されたものの、勝ち馬から1馬身差の2着まで。さらに3馬身差の3着に、父タイキブリザード産駒の伏兵ヤングジャパン

 勝ったキミガヨオーは、父が現役時代1992〜93年の安田記念(GI)を連覇するなどGI3勝の名馬で、種牡馬としても2000年の武蔵野S(GIII)を勝ち、同年の第1回ジャパンカップダート(GI)でウイングアローの2着となったサンフォードシチーらを輩出しているヤマニンゼファーで、母がエレガントロッチ、母の父が1984年のきさらぎ賞(GIII)を制し、同年の菊花賞(GI)でシンボリルドルフの2着と健闘したゴールドウェイという血統構成。半兄に2000年の名港盃を勝ったハイブリッジ(父マルブツサーペン)がいる。北海道・伊達市の高橋農場の生産で、馬主は市野長嗣氏。今年8月に名古屋競馬場でデビューし、デビューから3連勝してここに臨んでいた。