和田アキ子さん所有のダイナマイトソウル、復帰戦は2着 勝ったのはレジェンドハンターの半弟ワタリスペシャル

 10月26日、船橋競馬場の第11RC1クラス特選に、和田アキコさんの所有馬として知られるダイナマイトソウル(牝5歳)[出川克己厩舎(船橋)]が、昨年の12月以来11ヶ月ぶりに復帰。石崎隆之騎手が騎乗し、単勝1.4倍と圧倒的な一番人気に推され、スタート直後からハナに立ったが、直線で2番人気のワタリスペシャル(牡3歳)[的場文男騎手、川勝歩厩舎(船橋)]との競り合いにクビ差敗れた。

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 ダイナマイトソウルは、父が「南関東サンデーサイレンス」の異名をとる名種牡馬アジュディケーティング、母がエスケイチャーミイ(母父マルゼンスキー)という血統構成。半兄に昨年のマイルグランプリなど南関東の重賞を3勝昨年の帝王賞(統一GI)でも4着と健闘したベルモントアクター(父モガンボ)がいる。3歳の12月とデビューは遅いものだったが、デビュー以来破竹の8連勝。昨年12月の銀河特別で3着に敗れ、連勝がストップした後休養に入り、今回が11ヵ月ぶりの復帰戦だった。

 なお、勝ったワタリワンダフルは、父が先日の菊花賞(GI)で惜しくも4着と敗れたコスモバルクなどを輩出したザグレブ、母がサクラソフティー(母父サクラショウリ)という血統構成で、半兄に1999年のデイリー杯3歳S(GII)を勝ち、同年の朝日杯3歳S(GI)でエイシンプレストンの2着したほか、昨年のサラブレッドチャレンジカップ(統一GIII)を勝っているレジェンドハンター(父サクラダイオー)がいる。北海道・静内町の橋谷折氏の生産で、馬主は阿部作次氏。昨年の8月に今は亡き上山競馬場でデビューし、上山競馬最後の開催となった11月11日の開催で、7戦目の初勝利。その後、上山競馬休止に伴って船橋の川勝歩厩舎に移籍。船橋移籍4戦目の平場戦で2勝目を挙げて東京湾カップに挑戦するも11着と大敗。その後は条件戦を順調に使われ、ここに臨んでいた。(netkeiba.comより)