佐々木竹見元騎手、豪州のレジェンドレースに招待

 川崎の「鉄人」佐々木竹見元騎手が、オーストラリアのVRCヴィクトリアレーシングクラブが主催する「レジェンドレース」に招待された。

 「レジェンドレース」とは、世界中から集まった、現役を既に引退した伝説的名騎手によって行われるエキシビションレース。今年で5回目を迎え、メルボルンカップ・カーニバルの最終日である11月6日にフレミントン競馬場で行われる。

 メルボルンカップ・カーニバルは、オーストラリアの競馬シーズン開幕を祝う、国を挙げての一大イベントで、メルボルンカップ(豪GI)を中心に、競馬やイベント、ファッション、パーティーなど、1週間にわたってメルボルンの町中が賑わう南半球最大の競馬の祭典。

 佐々木竹見氏は、現役時代に打ちたてた7151勝が評価され、2002年の第3回レジェンドレースに、日本人として初めて招待され、レスター・ピゴット氏(英国)、アンソニー・クルーズ氏(香港)ら7人とレースを行った。

 2003年は、河内洋元騎手(現JRA調教師)が招待されている。

 なお、今年のレジェンドレースに招待されているのは、佐々木竹見氏のほか、第1回ジャパンカップメアジードーツで制したCash Asmussen氏、第8回ジャパンカップ(GI)をペイザバトラーで制したChris McCarron氏、1992年の英・ダービー(英GI)をドクターデヴィアスで制した John Reid氏、1973年から2001年まで、29年連続年間100勝を達成したPat Eddery氏、ニュージーランドの女性騎手Linda Jones女史、地元オーストラリアのSimon Marshall氏、Alf Matthews氏、Kevin Moses氏となっている。【Keiba.co.jp地方競馬総合サイト】