豪3歳牝馬二冠馬スペシャルハーモニー、骨折で春シーズンは全休

 昨年の豪1000ギニー(豪GI)、VRCオークス(豪GI)を制し、昨季の豪3歳牝馬チャンピオンとなったSpecial Harmonyが骨折を発症。今週末にも手術が行われる見通しとなった。

 Special Harmonyは、現地時間9月19日に行われたコックスプレート(豪GI)の前哨戦のアンダーウッドS(豪GI)のレース中に故障したとみられ、9月20日に行われたX線検査で骨折が確認された。

 管理するLee Freedman調教師は、「(アンダーウッドSの凡走は)まだ休み明け2戦目という理由もありうるのだろうが、ここまで凡走するのはなにか悪い問題が起こったのだろうと思った。今後については、検査の結果を見た限りではまだなんともいえない。年内から秋に向けてを目処に復帰を目指すが、完全な状態で復帰できないようなら引退することになるだろう。」とコメントしている。

 Special Harmonyは、父が日本でも供用されていたスピニングワールド、母がMarooned Lady(母父Marooned)という血統で、通算成績は20戦10勝。昨年の豪1000ギニー、VRCオークスの3歳牝馬二冠を制している。獲得賞金は$1,833,580。【THE AGE】