[中央]第6回新潟ジャンプS(JGIII)|優勝:デモリションマン|父:フジキセキ|生産:早来町・ノーザンファーム

 夏の新潟の障害重賞新潟ジャンプS(JGIII)は、2番人気のデモリションマン(セ6歳)[宗像徹騎手、古賀史生厩舎(美浦)]が、好位追走から先に抜け出し、追い込んできた12番人気の伏兵ライトパシフィックをクビ差抑えて優勝した。勝ちタイムは3:32.3。3着にも13番人気伏兵ドゥーワンズベストが入り、一番人気に推されたメジロロンザンは最下位の14着。3連複は33万970円の大波乱となった。

 【JRA日本中央競馬会】 [障害・3歳以上:新潟・芝3250m:ハンデ・晴・良]


 勝ったデモリションマンは、父フジキセキ、母レジナサンドラ(母父ノーザンテースト)で、近親に1994年の阪神大賞典(GII)など重賞を3勝したムッシュシェクル、1993年の毎日杯(GIII)を制したシクレノンシェリフがいる血統。生産は、北海道・早来町ノーザンファームで、馬主は吉田勝巳氏。今回の勝利が重賞初制覇で、通算成績は28戦5勝(うち障害4戦3勝)。鞍上の宗像徹騎手は重賞初制覇。また、管理する古賀史生調教師は、サーガノヴェルで制した2002年クリスタルカップ(GIII)以来の重賞制覇で、障害重賞は初制覇。