5月22日の愛・2000ギニー(愛GI)は、バチェラーデュークが優勝

 【netkeiba.com】 現地時間5月22日、アイルランドのカラ競馬で行われた愛・2000ギニー(愛GI)は、単勝4番人気のBachelor Duke(牡3)[セバスチャン・サンダース騎手、J・トーラー厩舎(英国)]が、中団からレースを進め、1番人気のAzamourとの一騎打ちの末、これに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1:40.00。3着は2番人気のGrey Swallow。

 Bachelor Dukeは、父Miswaki、母GossamerUSA(2002年の愛・1000ギニー(愛GI)勝ち馬GossamerGBとは別馬)(母父Seattle Slew)という血統構成を持つアメリカ産馬。叔父に1999年の新潟日報賞(OP)を勝ち、2000年の京都金杯(GIII)で3着したロードアヘッド(父Forty Niner)がいるほか、名馬エルコンドルパサーや欧州の歴史的名種牡馬Sadler's Wellsと同じファミリーという良血。昨年の9月に英国ヤーマス競馬場のメイドンでデビューし、3着。その後もここまで4戦未勝利ながら、タタソールS(英GIII)がMilk It Mickの3着、デューハーストS(英GI)が同じくMilk It Mick4着。今季初戦の英・2000ギニー(英GI)でHaafhdから5馬身差の7着に敗れここに臨んでいた。今後は6月15日のセントジェイムズパレスS(英GI)を目標に調整されるとのこと。

 なお、出否が注目されていたエイダン・オブライエン厩舎のOne Cool Catは、結局出走を回避した。