道営ホッカイドウ競馬で種牡馬スピードワールド産駒が初勝利

 【Keiba.go.jp 地方競馬情報サイト】 5月18日、道営ホッカイドウ競馬の札幌開催で行われた2歳戦で、新種牡馬スピードワールド産駒が初勝利を上げた。

 5Rの2歳フレッシュチャレンジで、コスモレイダース(牡2歳)[田部和則厩舎(北海道)]が、単勝1.2倍の圧倒的一番人気に応えて快勝。コスモレイダースは新種牡馬スピードワールドを父に持ち、同馬の産駒の初勝利となった。勝ちタイムは1:02:6。2馬身差2着に、ホッカイドウ競馬古馬のエースとしての活躍が期待されているビッグネイチャーと同じ、父カルラネイチャー産駒の2番人気マグマネイチャー、さらに9馬身差3着にエフテーノーザンが入った。

 勝ったコスモレイダースは、父が1997年京成杯(GIII)に勝ち、また、同年の安田記念(GI)で旧4歳馬ながら3着と健闘した今年の新種牡馬スピードワールドで、母がネイティブガール(母父ピュウターグレイ)という血統。生産は北海道勇払郡穂別町の小林考男氏で、馬主は岡田繁幸ビッグレッドファーム総帥の妻の岡田美佐子さん。