アメリカ合衆国における新規馬主の開拓の試み

 【JAIR競馬国際交流協会】 アメリカの著名な馬主であるBob Lewis氏とBeverly Lewis氏による新たな馬主を募集するキャンペーンに関する話題が、JAIRによって翻訳・紹介されている。

 これは、両氏が自分達がセリ市場で購買した2歳馬総数の約10%を、新たな馬主へ提供するというもの。

 サラブレッド馬主としての経験のない投資家15人が、Premier Thoroughbred Venturesの名義で、これらのサラブレッドの所有権をそれぞれ均等割で所有することになる。そして、投資家は一括で代金を支払い、所有権は、現役引退後の繁殖までを含めたその馬の一生涯に及ぶという。

 この計画は、キーンランド協会(Keeneland Association)の支援も受けており、手頃な投資額でサラブレッド事業にかかわり、最高レベルの競馬の体験ができる形式を整えることで、競馬界に新たな投資を呼び込むことを狙いとしているようだ。