4月29日の第7回クラウンカップ-川崎は、ブルーローレンスが優勝

【Keiba.go.jp 地方競馬情報サイト】 [東京ダービートライアル・内外タイムス盃・3歳限定:川崎・ダート2000m:別定・晴・やや重]

 東京ダービーに向けての川崎競馬のステップレース、クラウンカップ単勝2.0倍と断然の1番人気に推されたブルーローレンス(牡3歳)[的場文男騎手、足立勝久厩舎]が、道中2番手追走から直線の一騎打ちを制して優勝した。勝ちタイムは2:11:0。

 デビュー以来6戦して未勝利ながら、船橋で2着5回3着1回と堅実なアイディングロウは、マイペースの逃げを打ち、よく粘ったものの3/4馬身差及ばず6回目の2着。昨年の平和賞4着馬エスプリゼットが、中団追走から勝負所で追い上げて3着に入った。

 勝ったブルーローレンスは、父シャンハイ、母モガミヒカリ(母父ノノアルコ)という血統構成。北海道早来町の橋本牧場の生産で、馬主は黛大介氏。昨年11月の川崎でデビュー勝ちし、その後前走まで4連勝。重賞初制覇となったここもあっさりとクリアした。いかにも相手関係に恵まれた感があるだけに、今回の勝利で即ダービーの有力候補とまでは言い難いが、そこを見せていない魅力があるのは確か。2000mを経験した強味もあり、初めての一線級相手となる東京ダービーでどのようなレースを見せるか興味深いところだ。また、羽田盃2着のキョウエイプライドの主戦も務めている的場文男騎手。悲願の東京ダービー制覇に向けて、どちらの手綱を取るのか。その選択も注目される。