4月23日のエルクホーンS(米GIII)は、エピセンターが優勝

【Daily Racing Form】 現地時間4月23日にKeeneland競馬場で行われたエルクホーンS(米GIII)は、昨年のハリウッドターフカップ(米GI)で1位入線しながら3着に降着となったEpicentreが2着に4 3/4馬身差をつけて圧勝。待望の重賞初制覇を果たすとともに、今年の米国芝長距離路線の主役の1頭に浮上した。

 勝利騎手はJerry Bailey騎手。管理するのはBobby Frankel調教師。芝12Fの勝ちタイムは2:31.96。

 Epicentreは道中中団の内目をキープ。直線を向いたところでは馬群に詰まるシーンも見られたが、前が開くと一気の脚で突き抜けた。Bailey騎手は、「彼は乗りやすい馬だね。動きたいときに動けるし、追っての反応がいい。」とコメントしている。

 2着争いは2002年〜03年のケンタッキーターフH(米GIII)を連覇しているRochesterがクビ差制し、3着にArt Varietyが入った。

 勝ったEpicentreは、父Kris S産駒の5歳牡馬。通算成績は15戦5勝となった。