種牡馬フサイチペガサス産駒が初勝利

【netkeiba.com】 現地時間4月22日、愛国ティペラリー競馬場で行われた2歳戦で、J.スペンサー騎手騎乗のIn Excelsis(牡2)[A.オブライエン厩舎(愛国)]が、2着Globalizedに1 1/2馬身差を付けてデビュー戦を飾り、父Fusaichi Pegasus産駒の世界初勝利となった。勝ちタイムは1:07.3。

 同馬は、父が関口房朗氏の持ち馬で、日本人の持ち馬として史上初めてケンタッキーダービー(米GI)を制したFusaichi Pegasus。母はサンタニアオークス(米GI)勝ち馬Lakeway(母父Seattle Slew)の血統。管理するのは、1995年に愛国最多の年間185勝を達成、2001年にはGI23勝、2003年ワールドシリーズレーシングチャンピオンシップ調教師部門でも1位に輝くなど、世界の競馬を席巻する若き天才、A.オブライエン調教師(34歳)。

 なお父Fusaichi Pegasus産駒は、4月15日、米国・キーンランド競馬場で行われたメイドンで、Killenaule(牡2歳)が産駒初デビューし、2着に終わっていた。