日本産馬Made in Japanが3月18日の英国障害GI競走を優勝

 【スポーツニッポン】 英国障害界最大の祭典「チェルトナム・フェスティヴァル」の最終日3月18日に開催された英国・障害GI競走「トライアンフハードル」[チェトルナム・芝17F]において、白老町白老ファームの生産馬メイドインジャパン(牡4歳)が優勝し、海外障害GI競走での日本産馬による初優勝が遂げられた。

 ゴドルフィン系列の生産牧場ダーレースタッドから預託を受けるかたちで、白老ファームが愛国で種牡馬Barathea[1994年BCマイル(米GI)優勝馬]と交配された繁殖牝馬Darreryを輸入。2000年春にこの母馬から持込馬として生まれたのが、本馬メイドインジャパンである。

 昨年の3歳時は欧州・平地競走で走って10戦1勝と目が出なかったものの、今年、障害入りしてからわずか4戦でGI優勝にまでこぎつけたという。