新種牡馬アルデバラン、初年度はリドパレスの母らに種付け

　【The Blood-Horse】　新種牡馬Aldebaranを供用するDarby Dan Farmは、同馬の初年度の種付け相手に、チリと米国で合わせてGIを8勝したLido Palaceの母Sonadaと、1990年のイエローリボンS(米GI)勝ち馬Plenty of Graceが含まれていることを発表した。

　父Quick Decision牝馬のSonadaは、チリの年度代表馬となったあと米国に移籍し、ウッドウォードS(米GI)を2連覇したLido Palaceの母。また、父Roberto牝馬のPlenty of Graceは、1990年のイエローリボンS(米GI)など、芝の重賞を5勝している。

　Aldebaranは、父Mr. Prospector、母Chimes of Freedom(母父Private Account)の血統。昨年のエクリプス賞最優秀短距離馬受賞を手土産に種牡馬入り。Lexington近郊のDarby Dan Farmで供用されている。種付け料は$50000。