民主党の鳩山由紀夫衆議院議員が、生産者と懇談会

 【netkeiba.com】 衆議院・北海道日高管内選出の国会議員で元民主党代表の鳩山由紀夫氏が、困窮する軽種馬生産牧場の生の声を聞こうと、2月22日に浦河町軽種馬生産振興会との懇談会を開催した。

 日曜日の午前中、しかも前日には恒例となっている新年会を町内で開催したばかりということもあって集まった人数は少なかったが、活発な意見交換が行なわれたとのこと。

 鳩山氏は「法案の歴史的経緯など、普段なかなか聞く事ができない話を伺って参考になった。今日の話は今後、農水省との話し合いの中でも大きな武器になる」とコメント。一方、参加した生産牧場からは「普段、我々は傍聴すらさせてもらえない中で、組合幹部から決まった事を伝えられてきた。議論に参加させてもらえば満足できなくても納得できる。こういう機会はこれからも作って欲しい」との声が聞かれたとのこと。

 ここのところ、競馬の将来のあり方をめぐって政治的にも大きな動きが起こりつつあるようですが、とにかく現場の当事者との議論は活発に行っていただきたいところ。もちろん、競馬ファンの考え方を汲み上げる努力もしていただきたいが。