第9回白銀争覇(D重賞)-笠松は、ホシオーが優勝

 【NAR地方競馬全国協会】 金沢から遠征したホシオーがここでも快勝、重賞連勝を3に伸ばした。

 [中京スポーツ杯:東海・北陸・近畿交流:4歳以上9歳以下:笠松・ダ1400m:別定・晴れ・良]

 金沢から遠征したホシオー(牡8歳)[渡辺壮騎手、松原正文厩舎(金沢)]が、後方待機から勝負所で進出。直線抜け出して快勝し、単勝1.1倍の圧倒的1番人気に応えた。

 昨年のこのレースの勝ち馬ナイキゴールドは後方からよく追い込んだものの2馬身差の2着まで。2番人気に推された、昨年のオータムカップ3着馬チェリーラスターは、好位で流れに乗ったものの直線競り負けて3着だった。

 昨夏JRAから笠松に転入した後、3戦2勝と好調だったハートリーフは、果敢にハナを切ったものの、直線伸びず5着。前走、JRAから笠松への転入緒戦を快勝したドラゴンマックスは、3番人気に推されたものの、先行策から早々に一杯となりブービーの8着に沈んだ。

 勝ったホシオーは、父エルハーブ、母キリプリンセス(母父クラウンドプリンス)という血統構成。旧4歳の5月にJRAでデビューした後、中央競馬で通算45戦6勝。昨年秋に公営金沢競馬に移籍し、移籍後は2.0秒差、3馬身差、2.0秒差と圧倒的な強さで3連勝していた。年明け緒戦の本戦も快勝し、いよいよ今季は金沢のエースとしての活躍が期待できそうだ。