2002年宝塚記念(国際GI)優勝馬ダンツフレームが肺炎のため8月28日に死亡―享年7歳

 http://www.keiba.go.jp/topics/2005/0830.html

 2002年の宝塚記念(GI)をはじめ、JRAの重賞戦線で活躍を見せたダンツフレームが8月28日、繋養先の地方競馬教養センター(栃木県那須塩原市)で肺炎のため死亡した。7歳だった。…2005年の川崎記念(GI)を最後に引退し、同年の6月に乗用馬として地方競馬教養センターへ転入した矢先の悲報だった。地方競馬教養センターでは、敷地内に墓標を立てて同馬の功績を称える。

 日本ダービー(GI)2着を経て古馬になってから念願のGI制覇。ところが、現役引退後に種牡馬入りできず、乗馬転身かと思いきや地方競馬で現役続行へ。公営荒尾競馬から公営浦和競馬を経て、二度目の現役引退。
 今年6月からは地方競馬教養センターで乗馬に転身し、騎手候補生ほか後進の育成に寄与するはずだったのですが*1、突然の訃報です。それにしても、何とあっけない馬生の幕切れでしょうか。これがほんの3年前に中央競馬の芝・中距離、それも国際GIを優勝した馬の末路とは…。合掌。 (文責:ぴ)

―異形の血脈、新世紀を生きる「ダンツフレーム列伝」(Retsuden.com)

 http://www.retsuden.com/vol72.html (2004年9月稿)