森秀行厩舎(栗東)所属の4頭が豪州遠征へ―日本調教馬の豪州遠征は初

　トーセンダンディ（牡７）、フサイチオーレ（牡７）、キングオブサンデー（牡９）、ゼンノゴウシュウ（牡３）の４頭がすでに北海道・早来町のノーザンファームで検疫に入っており、来週にも千歳空港からチャーター便で日本を出発。そのまま豪州に長期滞在する可能性もある。

　4頭の主な成績を羅列してみると、トーセンダンディは2004年オールカマー(GII)優勝、キングオブサンデーは1998年北海道3歳優駿(統一GIII)優勝、フサイチオーレは2004年北九州短距離S(OP)優勝、ゼンノゴウシュウは2005年田舎館特別(500万円下)優勝です。ゼンノゴウシュウ1頭だけ妙に競走成績に不相応の観がありますが、同馬は豪州産ですので、この遠征は里帰りを兼ねているのでしょう。それから、目標レースがまったく予想できません。　(文責：ぴ)