[船橋]第19回東京湾カップ(南関東G3)|優勝:ドラゴンシャンハイ|父:シャンハイ|生産:早来町・★橋本牧場

 6月23日に船橋で行われた3歳重賞、東京湾カップは、2番人気のドラゴンシャンハイ(牡3歳)[石崎隆之騎手、出川龍一厩舎(船橋)]が、道中2番手から早めにハナに立ち、そのまま逃げ切って優勝した。勝ちタイムは1:52:1。

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 クラウンカップ5着の父オースミメダリスト産駒ブルーマルゼンが先行策から流れ込んで2着に入り、★橋本牧場の生産馬のワン・ツーフィニッシュに。3連勝中の上がり馬ブラウンウォーキーは、中団追走から直線よく伸びたものの前も止まらず3着まで。

 以下、昨年の平和賞を2着した父スキャターザゴールド産駒ワタリファイターは、中団追走から徐々に進出も直線伸びきれず5着。デビュー以来5戦4勝もクラウンカップでは2番人気を裏切る9着に終わっていたキンセイブレイドは、一番人気に推されてハナを切ったものの、勝ち馬に絡まれたこともあり直線失速して今度も人気を裏切る10着と大敗した。

 勝ったドラゴンシャンハイは、父が1999年のジャパンダートダービー(統一GI)勝ち馬オリオンザサンクスらを輩出してダートを中心に成功したシャンハイ、母が1999年のトゥインクルレディー賞4着馬レディカンムリ(母父ミルジョージ)という血統構成。北海道・早来町の★橋本牧場の生産で、馬主は吉田照哉社台グループ総帥。昨年の6月に船橋でデビュー勝ち。その後一息入り、3歳となった今期は船橋の条件戦、府中の500万下を連勝してここに臨んでいた。