[笠松]第29回サラ・クイーンカップ|優勝:ミラージェネス|父:ジェネラス|生産:鵡川町・貞広賢治牧場

 6月3日に笠松競馬場で行われた、東海・北陸・近畿交流の3歳牝馬重賞サラ・クイーンカップは、単勝1.1倍と圧倒的な一番人気に推されたミラージェネス(牝3歳)[土田龍也騎手、柳江仁厩舎(笠松)]が、先行策から4角で先頭に立ち、直線の競り合いを制して優勝した。勝ちタイムは1:43:6。

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 2着に2番人気のサツマオゴジョという順当な決着で、3着は5番人気の伏兵スマイルタッチが入った。

 勝ったミラージェネスは、父が1991年の英・ダービー(英GI)、愛・ダービー(愛GI)、キング・ジョージ(英GI)を制した名馬ジェネラス、母がキタサンミラー(母父ストラダビンスキー)という血統構成。北海道・鵡川町の貞広賢治氏の生産で、馬主は加藤鈴幸氏。昨年の4月に道営ホッカイドウ競馬の米川伸也厩舎からデビューし、4戦目で初勝利。その後、道営で6戦1勝の成績を残して笠松柳江仁厩舎に移籍。移籍後は、2連勝でジュニアクラウンを制して重賞初制覇し、さらに暮れのライデンリーダー記念を制した。3歳となった今期は緒戦の園田クイーンセレクションを制し、ここ二走は新緑賞、駿蹄賞と重賞2連勝でここに臨んでいた。