[中央]第66回優駿牝馬(オークス)|優勝:シーザリオ|父:スペシャルウイーク|生産:早来町・ノーザンファーム

 5月22日、東京競馬場で行われた優駿牝馬(オークス)(GI)は、単勝1.5倍と圧倒的な一番人気に推されたシーザリオ(牝3歳)[福永祐一騎手、角居勝彦厩舎(栗東)]が、後方追走から直線馬群を割って差しきり、先に抜け出した2番人気エアメサイアをクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは2:28.8。さらにクビ差の3着に3番人気のディアデラノビア。逃げた5番人気のエイシンテンダーが4着。

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 レースはエイシンテンダーがハナを切る展開で、シーザリオは1角で後方2番手、エアメサイアディアデラノビアは中団からの競馬に。直線入り口でエイシンテンダーがスパートすると、エアメサイアディアデラノビアが馬群を割って先頭に並びかけたが、シーザリオはその外から追い込み、ゴール寸前でエアメサイアを捕らえた。

 勝ったシーザリオは、父スペシャルウィーク、母がキロフプリミエール(母父Sadler's Wells)という血統構成。北海道・早来町ノーザンファームの生産で、馬主はキャロットファーム。今期は、フラワーカップ(GIII)で重賞初制覇を飾り、前走の桜花賞(GI)ではラインクラフトの2着に入っていた。