[高知]第8回黒潮菊花賞(D重賞)|優勝:ムラサキシキブ|父:トレジャーアイランド|生産:新冠町・村田牧場

 高知の3歳クラシック三冠最終戦黒潮菊花賞は、単勝2番人気のムラサキシキブ(牝3歳)[中西達也騎手、大関吉明厩舎(高知)]が、道中中団追走から直線差し切って優勝した。勝ちタイムは、2:12:0。

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 道中2番手を追走した3番人気のカイヨウソルトオーは、ハナ差競り負けて2着。黒潮皐月賞2着の父ゼネラリスト産駒フェアーガールは、ハナを切って快調に逃げたものの、直線失速して3着。この秋、北海道から移籍してきた華月賞5着のツギタテファイヤーは、中団追走から勝負所で捲って出たものの、直線失速して4着。高知優駿4着の父グランドオペラ産駒グランドアケボノは、好位追走も直線伸びきれず5着。黒潮皐月賞5着のマイゴールドは、後方侭の7着に終わった。

 勝ったムラサキシキブは、父トレジャーアイランド、母テートシルキー(母父Tate Gallery)という血統構成。北海道・新冠町の村田牧場の生産で、馬主は西森鶴氏。昨年の11月に岩手の瀬戸幸一厩舎からデビューし、5戦未勝利で高知の大関吉明厩舎に移籍。高知移籍後は堅実に走り、未勝利ながら黒潮皐月賞で4着と健闘。その後、高知移籍10戦目で初勝利を挙げると、そのまま2連勝し、高知優駿では2着。その後も6戦して4勝2着1回と好調を維持してここに臨んでいた。