メジロブライト産駒、JRA初勝利

 10月3日の中山競馬第2R、2歳未勝利は、6番人気の父メジロブライト産駒ディアプルーデンス(牡2歳)[江田照男騎手、大和田稔厩舎(美浦)]が、1番人気に推された父サンデーサイレンス産駒ビュレットライナーに3馬身差を付け快勝した。勝ちタイムは1:52:4。さらに4馬身差の3着には12番人気オルドリーバが入った。今年の新種牡馬メジロブライトは、産駒のJRA初勝利。

 勝ったディアプルーデンスは、父が新種牡馬メジロブライト、母がウインクルビー(母父イルドブルボン)という血統構成。近親に1991年の菊花賞(GI)を勝ったレオダーバンがいる。9月5日の新馬戦でデビューし、このときは5着に敗れていた。

 メジロブライトは、現役時代1998年の天皇賞・春(GI)など重賞7勝を含む25戦8勝。2000年の京都大賞典(GII)を最後に現役を引退して種牡馬入りしたが、今年の5月に心臓発作で急死。地方競馬では7月にカネマサブライトが初勝利を挙げたほか、3頭が勝ち上がり5勝をしているが、JRAではこれが嬉しい初勝利となった。【netkeiba.com】】