2001年のエーデルワイス賞(統一GIII)勝ち馬フェスティバルが、米国に移籍してセネターケンマディH(米GIII)に出走

 現地時間9月29日、アメリカ・サンタアニタ競馬場で行われるセネターケンマディH(米GIII)に、2001年のエーデルワイス賞(統一GIII)、北海道2歳優駿(統一GIII)を制したフェスティバル(牝5歳)が出走する。

 フェスティバルは、父が2000年のジャパンカップダート(GI)を制して最優秀ダート馬に選出されたウイングアローを輩出したアサティス、母がノースケープ(母父クラウンドプリンス)という血統構成。

 2歳夏の函館開催で、伊藤圭三厩舎(美浦)からデビュー。無傷の4連勝でエーデルワイス賞、北海道優駿を制した。その後は交流重賞を中心に出走するも勝ち星に恵まれず、昨年、寺田新太郎厩舎(大井)に転厩。大井では7走するも、いずれも着外に終わり、今年の冬に米国へ移籍していた。日本での通算成績は18戦4勝。

 日本デビューで、登録を抹消後にアメリカで再デビューした馬としては、1997年のNHKマイルカップ(GI)勝ち馬シーキングザパールが、後にアメリカへ移籍して2戦している。【netkeiba.com】