タップダンスシチー、有馬記念(GI)に出走の可能性も

 現地時間10月3日、フランスのロンシャン競馬場で行われる欧州競馬の最高峰凱旋門賞(仏GI)に挑戦するタップダンスシチー(牡7歳)[佐々木晶三厩舎(栗東)]が、帰国後に12月26日に行われる有馬記念(GI)に出走する可能性が浮上している。

 当初、タップダンスシチーの陣営は、年内は凱旋門賞の一戦のみとしてきていたが、9月23日に、佐々木晶三調教師が、有馬記念への出走を前向きに検討する旨のコメントをしたとのことだ。今年の4歳勢の絶望的な低レベルにより秋の古馬中長距離路線の地盤沈下は必至だけに、有馬記念タップダンスシチーが出走するとなれば盛り上がることになりそうだ。【サンケイスポーツ】