公営荒尾競馬で「全日本レディース招待競走」が開催復活へ

 公営荒尾競馬は、10月20日に女性騎手招待競走「全日本レディース招待競走」を実施する。JRAも含めた国内の全ての現役女性騎手11名(ばんえいを除く)が一堂に会する名物レースが3年ぶりに復活することになった。

 地方競馬では、1980年代から90年代初頭にかけて、各地で盛んに国内・海外の騎手を招待した女性騎手交流競走がおこなわれており、特に1989年〜1993年に開催されたインターナショナルクイーンジョッキーシリーズ(1990年まではインターナショナルレディスジョッキーシリーズ)では、各地の地方競馬場を移動しながら、計6〜8日間にわたって女性騎手によるレースが行われていた。

 近年では、国内の女性騎手招待競走として、1997〜2000年に中津競馬で「卑弥呼杯」が、2001年には新潟競馬で「駒子賞」が開催されている。

 今回の 全日本レディース招待競走の参加予定騎手は、JRAからは牧原由貴子騎手(26歳)、西原玲奈騎手(22歳)、北海道からは佐々木明美騎手(29歳)、笹木美典騎手(22歳)、岩手からは千田和江騎手(23歳)、高崎からは赤見千尋騎手(26歳)、浦和からは牛房由美子騎手(26歳)、平山真希騎手(24歳)、名古屋からは宮下瞳騎手(27歳)、福山からは佐藤徳子騎手(29歳)、荒尾からは岩永千明騎手(22歳)となっている。

 レースは、2レースの総合ポイント制で行われ、「荒尾ジャンボ梨特」(ダート・1400m)、「天草パールセンター杯」(ダート・1400m)の2レースが行われる。

 なお、当該レースは広域場外発売とされ、全国各地で場外発売される予定。【Keiba.co.jp地方競馬総合サイト】