オーストラリアの上がり馬スーパーエレガント、スプリンターズS(GI)参戦に意欲

【THE AGE】 オーストラリアの新星Super Elegantが、現地時間7月23日にCaulfield競馬場で行われた準重賞のモナーシュSを快勝。陣営は、10月3日に中山競馬場で行われるスプリンターズS(GI)への遠征に意欲を見せているようだ。

 Super Elegantは、父がDanzig直仔のMister C.、母がEver Elegantで、母の父が天皇賞クシロキングなどを出したダイアトムを父に持つSteel Pulseという血統の6歳セン馬。通算成績は47戦14勝2着11回で、今年Adelaide競馬場で行われたグッドウッドH(豪GI)とDoomben競馬場で行われるドゥーンベン10000(豪GI)の史上初のダブルを達成した。

 同馬を管理するTony Vasil調教師は、JRA接触し、スプリンターズS(GI)に遠征する意向のようだ。Super Elegantは、このままオーストラリアで走ると、斤量が厳しくなるレースが多くなるため、遠征の可能性は十分ありそうだ。

 今後は、Caulfield競馬場で行われるブレッチングリーS(豪GIII)からリストンS(豪GII)を使ってスプリンターズSに向かうものと見られる。