種牡馬ファルブラヴ、2005年は英国で供用

【JAIR競馬国際交流協会】 現在、社台スタリオンステーションで供用されている種牡馬ファルブラヴが、2005年シーズンは英国のCheveley Park Studで供用されることを伝える記事が、JAIR競馬国際交流協会で翻訳・紹介されている。種付料は17,500ポンドとされている。

 ファルブラヴは、今秋は、オーストラリアのHunter ValleyにあるArrowfield Studでシャトル供用され、31,772ドルで種付けをすることになっている。

 Cheveley Park Stud社長のChris Richardson氏によれば、ファルブラヴのリース期間は1年間を予定しているが、場合によっては2年間になることもありうるという。

 Richardson氏は、「ファルブラヴは素晴らしい競走馬で、近年では最高の一頭です。社台ファームの吉田氏が、Cheveley Park Studにリースする契約に同意してくれたことに感謝しています。イギリスの生産牧場にも大きな福音となるでしょう」とコメントしている。

 ファルブラヴは、昨年、Santa Anita Park競馬場で行われたBCターフ(米GI)で、同着優勝のジョハーとハイシャパラルからアタマ差の3着に入ったほか、英・インターナショナルS(英GI)、エクリプスS(英GI)クイーン・エリザベス2世S(英GI)、香港カップ(港GI)などを勝っている。

 ファルブラヴは、父Fairy King、母Gift of the Night(母父Slewpy)という血統構成で、通算成績は26戦13勝。総収得賞金は5,825,517ドルである。