今年の米国クラシック二冠馬スマーティージョーンズ、種牡馬入り後の繋養先が決定

【The Blood-Horse】 26年ぶりの米国クラシック三冠達成がかかったベルモントS(米GI)で2着に敗れたSmarty Jones(牡3歳)[ジョン・サーヴィス厩舎(米国)]の現役引退後について、米国・ケンタッキー州のスリーチムニーズファームで種牡馬として繋養されることが、オーナーであるチャップマン夫妻によって発表された。

 スリーチムニーズファームのオーナーであるロバート・クレイ氏が、Smarty Jonesの所有権の50%を購買、残り50%の所有権は、これまで同様にチャップマン夫妻が引き続き所有することで合意したという。シンジケートの総額は3900万ドル。

 このほか、チャップマン夫妻が今後のスケジュールを決定できること、種付け頭数は110頭までということ、ブリーダーズCに登録すること、シャトル入りしないことが売却の条件とされたという。

 Smarty Jonesを管理するジョン・サーヴィス調教師は、今年の最大目標を10月30日に米国・ローンスターパーク競馬場で行われるBCクラシック(米GI)としている。チャップマン夫妻が来年の現役続行を希望していることから、引退の時期などは今のところ未定。