タップダンスシチーは宝塚記念(国際GI)の結果に関わらず凱旋門賞(仏GI)遠征へ

【日刊スポーツ】 宝塚記念(GI)後、凱旋門賞(仏GI)への遠征を表明しているタップダンスシチー(牡7歳)[佐々木晶三厩舎(栗東)]は、年内は宝塚記念凱旋門賞の2レースしか走らず、来年以降も現役を続行する意向であることが報じられている。

 当初は宝塚記念後に、叩き台として新潟記念(GIII)への出走も視野に入れられていたが、ハンデの関係などから登録をしない方向とのこと。フランスでも前哨戦も使わず、凱旋門賞にぶっつけで臨み、その後は来年に備え休養に入るという。

 なお、凱旋門賞へは宝塚記念の結果にかかわらず参戦する意向のようだ。帰国後は、万全の状態で臨むことが難しいことから有馬記念(GI)への出走などは見送って休養に入る。来年も今年と同様、金鯱賞(GII)から始動し、毎年3、4走に抑えて消耗を減らしつつ、10歳でのGI優勝を目指すとのことである。