ジョン・サドラー調教師、ゴドルフィンの専属調教師としてフレミントンへ

【THE AGE】 以前の豪国ビクトリア州のリーディングトレーナーJohn Sadler調教師が、Sheik Mohammed bin Khalifaの専属調教師として今シーズンの後半からFlemington競馬場に移ることになった。

 ドバイ、シンガポールで大きな成功を収めてきたSadler調教師は、6月1日からSheik Mohammed bin Khalifa及びそのグループの調教師として働くことになる。なお、Sheik Mohammed bin Khalifaは、ゴドルフィンの総帥のSheik Mohammed Al Maktoumのいとこに当たる。

 先日行われたシドニーのイヤリングセールで、Sheik Mohammed bin Khalifaはヴィクトリアダービー勝ち馬のElvstroemの全弟に当たるデインヒル産駒を100万豪ドルで購入するなど、Sadler調教師のために合計500万豪ドルの買い物をした。

 当初Sheik Mohammed bin Khalifaはシドニーに拠点を置くことを希望したが、Sadler調教師がFlemingtonに戻ることを決めたという。

 Sheik Mohammedは現在豪国で30頭の馬を走らせており、シドニーについては現在のまま小規模を維持するが、メルボルンに一大拠点を作るつもりのようである。

 また、Sheik MohammedはSadler調教師のレーシング・マネージャーとして元・ポロプレイヤーのチャンピオンのTim Stakemireを指名した。