西田雄一郎・元JRA騎手が今秋のJRA騎手免許試験を受験する意向を表明

 【日刊スポーツ】 道路交通法違反(スピード違反で警察に出頭せず)のため1999年10月1日付で騎手免許を返上した西田雄一郎・元JRA騎手(30歳)が、5年間の自粛期間を経たことを理由に、再度の騎手免許取得を目指して今年秋のJRA騎手免許試験を受験する意向を明らかにした。

 西田・元騎手は、現在、社台グループの山元トレーニングセンタで育成担当者として勤務している。騎手再起の意向は、3月24日に本人がJRA美浦トレーニングセンターへ現れて、関係者に明らかにしたという。

 もっとも、騎手免許の再交付が実際に受けられるかどうかについては、見通しは分からない。道路交通法違反が、刑法犯ではなく行政犯であることを踏まえれば、何らかの考慮がなされる可能性もあるのかもしれない。