JBBA日本軽種馬協会の次期理事長に河野洋平・衆議院議員が内定

 【馬市.com】 山中貞則・前理事長(自民党衆議院議員)が今年2月20日に逝去されたため、空席となっていたJBBA日本軽種馬協会の次期理事長に、河野洋平衆議院議員(67歳)が就任する見通しになった。

 前任の故・山中貞則氏が出身地の九州馬産界を保護するため有形無形の影響力を行使したのと同様、次期理事長に就任する見通しとなった河野洋平氏も、父君の故・河野一郎農相から二代続いて日本の競馬・馬産界へ理解を示す数少ない政治家の一人と目されている。

 河野氏衆議院当選12回。自民党総裁、副総理・外務大臣、改革官房長官科学技術庁長官などを歴任しており、現在は衆議院議長として三権の一つ・立法権の長として活躍している。おそらく政治力は申し分ないのだろうが、衆議院議長は要職に過ぎるため、本当に氏のJBBA会長兼任が実現するのか若干不透明なところもある。